いいストレスと悪いストレスの違い

ストレスには良いものと悪いものがあります。悪いものは過労、悪い人間関係、不安などがあり、やる気をなくしたり、嫌な気分になったりしてしまいます。ひどくなると、頭痛や腹痛、動悸、円形脱毛症など体調に現れる場合もあります。自分だけでなく、周りの人に迷惑をかけてしまうこともあります。

ただ、その一方で良いほうは、スポーツや夢などの目標、他人からの期待など自分を奮い立たせてくれたり勇気づけたりしてくれます。プレッシャーとも言えますが、このプレッシャーは全くなくても良くないものです。プレッシャーが全くないと仕事や練習に身が入らず、一向に上達しない、だらだらと行動し効率が悪いなど、これもまた良くない影響があります。

つまり良いプレッシャーとは適度なプレッシャーと言えます。適度なプレッシャーは行動力や集中力が高まり、積極的に意見を言ったり、自主的に練習したり自分を良い方向に導いてくれます。そこから少なくなりすぎると無気力などの悪影響が、また多すぎても体調不良などの悪影響へとつながります。

このように適度が非常に微妙なものであるにも関わらず、外部環境に左右される部分が大きく自分で調整できるものでもないところが難しいところです。ただ悪いことだけではなく、必要なものでもあるとなるべくプラスに考え、前向きに生活することが必要です。