出産の心強い味方!助産師さんはどうやってなる?

助産師は個人で助産所を開くこともでき、正常分娩であれば医師の指示がなくても自分の判断で助産介助ができるスペシャリストです。

仕事内容は妊婦の食事や運動などの日々の健康管理や出産、出産後の母子の体調管理、母乳指導等で一人一人異なる出産において幅広い範囲の知識と対応能力が求められる職業です。その為、国家試験を受験するには看護師の資格を取得したのち1〜2年、専門の学校で必要な知識と実践的な技術を習得するための臨床実習を学び受験することができます。

平成26年のデータでは全国に33,956人いて毎年1000人位ずつ増加しています。年齢別では25〜29歳が最も多いですが平均年齢は45.5歳なので長く働ける職業だといえます。雇用形態は正社員が8割となっている安定の職業で病院以外にも、市町村の教育センターや性教育等の教育の現場にも必要とされています。核家族化も進み実家も遠い人も多くいます。身内から教わらなくても簡単に得られる情報も多くなっていますがしっかり愛情をもって子供を出産するには正しい知識が必要です。どの情報を信じていいのか、その情報は自分にも当てはまるのか一人一人違う出産に戸惑う母親も少なくはないためスペシャリストの役割の重要性は年々高まっています。